422. まぁ座りな / ブハラ・タワー |
40,000スム(≒550円)という。『サーマーニ廟』5,000スム、『アルク城』25,000スム。相場を裏切る高さ(だからか)客はいない。一度売り場を離れた。しかし見上げる塔の魅力には抗えない。
展望台は2層。上が展望台で望遠鏡利用1回分が料金に含まれる。係員に促され目前のアルク城を見ると観光客の表情がわかるほどの鮮明さに感動した。【写真↓展望台、後はアルク城】
下は360度ガラスに囲まれた個室。タワー足元がレストランだからそこのスペシャル席だろう。すみずみまで見て下るとエレベータ乗り場(レストラン裏)はこの塔の写真・図面の展示スペースになっていた。【写真↓展望レストラン】
旅行から帰って調べると、ブハラ・タワーは観光的には抹消されていた。「かつての給水塔は、古都ブハラの景観をぶち壊している」。ほんの少しネガティブな意見があるくらいで。
シューホフ(ロシアのエンジニア、1853-1939年)はブハラ・タワーの骨格である双曲面構造(通称シューホフ・タワー)や、鉄橋(計417!)等を得意とした。パイプライン輸送の先駆者で、石油タンカーを設計し、蒸気ボイラーもの発明したオールラウンダーだったらしい。【写真↓アルク城から】
場所 :ウズベキスタン共和国、ブハラ
設計 (竣工年) : オリジナル:ウラジーミル・シューホフ (1927-28年)、改修:?(2015年頃)
訪問日 (評価) : 2019年5月24日 (70点、変身度90点)