336. トラウトのアーモンドソース添え / ホテル・プリトヴィツェ |
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2018年 08月 29日
「夏休みどこへいくの?」15年ほど前(2005年頃?)ハンガリーに家族帯同で赴任してきたK村君に訊いた。 「(ブダペストから)車でクロアチアへ行きます」「へーっ、なにがあるの?」「きれいな滝があるんですよ」何も知らなかった僕は年に一度の夏休みを近場でもったいないと思った。のちにプリトゥヴィッエ湖群国立公園は世界的に知られる。その名所はザグレブから2時間ちょっと。バンコクからはるばる訪れた3泊5日のメインとして期待通りだった。 プリトゥヴィッエ上湖群はコバルトブルーの池がレベルをわずかに変えてつながる。小さな段差で連続する滝、その水面ぎりぎりの木道を行く。開けた水辺の景観は中国の『九塞溝』に似る。 たおやかな流れながら谷は深く、急坂を登ってドローン的に一望すると『イグアスの滝』を思い出す。入場・乗船時の待ち(各30分ほど)の割に人は分散し(下湖群の)池辺の樹林コースも自然があふれ気持ちよかった。 自然の散策を終えると園内バスを一駅前(ST2)で下車し、日程があえば泊まりたかった『ホテル・プリトヴィツェ』へ向かう。ヘルマン・ボレー らドイツ人が多かったザグレブの建物と違い、設計はクロアチアの重鎮マリヤン・ハバリー(Marijan Haberle、1908-1979年) (クロアチア語を翻訳ソフトで読解くと)マリヤン・ハバリーは役所畑を歩む一方、コンペや実施設計を行い、クロアチア建築家協会会長を務めた後、ホテル・プリトヴィツェを設計した。 プリトゥヴィッエにはホテルが3軒だけあり、ST2近くに木々をはさんでゆったりと並ぶ。ホテル・プリトヴィツェは抜きんでいるわけでもなく、正面玄関から見ると2階建てのぼんやり古びたホテル。(傾斜を利用した3階建てで)ロビーを通過しレストランへ下るとすっと赤い踏板が浮いた階段や平石積の壁にアートの香りが漂う。【写真↑】 注文を済ませバルコニーへ出て見る。アースカラーの建物は岩からにょっきりさし出された基礎梁にのっかってオーバーハングし、2,3階にランダム風にバルコニーがつく。その場所にあった岩盤を残し環境に迎合したデザインにジェフリー・バワと通じるものを感じた。 逆円錐柱が並んだピロティへ優雅に伸びる階段を探す。近代建築的名作でホテルのウリなのだろうと写真を見て楽しみにしていた。なんなく見つけたがこの一角は廃墟になって立入禁止。もったいない。ロープをまたいで上がってみようか、迷ってやめた。【写真↑】 懐かしさを感じる気持ち良いレストランへ戻ると料理があらわれた。この流域ではマスがよくとれるという。トラウトのアーモンドソース添えもとてもよかった。 名称 (様式等) : ホテル・プリトヴィツェ(近代建築) 場所 : クロアチア、プリトヴィツェ 設計 (竣工年) : マリヤン・ハバリー(1958年) 訪問日 (評価) : 2018年7月28日 (60点)
by katouhir
| 2018-08-29 23:56
| クロアチア
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