305. やんわり断られる / ザサイアム・ホテル |
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2018年 03月 26日
バンコク市内のBTS(高架鉄道)はエリアが限られる。『戦勝記念塔』からラチャウィティ通りを真直ぐ西へ、政府機関のオーバー・スケールしたビルが続き歩く人はほとんどいない。 タクシーのほうがよかったかな。1時間ほど歩き汗びっしょりになって『ザサイアム・ホテル』に着くと、車寄せで声をかけられた。May I help you? 「部屋を見せてもらえませんか?」客室数39、バトラーがつくというからゲリラ的な見学はできないだろう。満室になっておりますのでちょっと。。。「掃除中の部屋でもいいけど」それもやんわり断られる。じゃあ泊まろうかという気もちょっと 7~8000円でそれなりのホテルに泊まれるバンコクで、ザサイアム・ホテルは(客室が80m2~とはいえ)その10倍ほど。(繁華街から遠い)王宮の北、チョオプラヤ川沿いの不便な所にありがらシンガポールのラッフルズ・ホテル的に人気がある。 設計はバンコクとバリに事務所をもち東南アジアのリゾート・ホテルで話題作を提供する奇才『ビル・ベンスリー』。期待をこめ玄関の階段を上るとコンパクトなエントランスとロビー、脇には緑あふれたスペインのパティオっぽい小さな中庭。新築じゃないの?邸宅を改修したような既視感のあるシンプルさで拍子抜けした。【写真↑】 『ここから先はホテル客だけ』の表示に構わず小さなブリッジを渡ると一変する。 ガラス屋根の温室は鬱蒼と茂った木々が建物の骨格を覆い隠し、足元を水が流れる。【写真↑】 植物園の左右はオーナー蒐集した作品が並ぶアート・スペース、その上(2,3階)は客室。クソ暑いバンコクで温室?と思わないでもないが『カールスバーグ美術館』を思い出す美術と温室のコラボは壮大でイイね この棟を抜け出て振り返るとホテルのアィデンテティ的ファサード、白壁にコロニアルっぽい黒フレームのポツ窓が林立したスカイラインと対面する。(この国に植民地時代は無いが)南国リゾートを連想させるコロニアルを引用・デフォルメして新鮮な現代アートっぽく仕立ている。 先に進むと小割にされた建物の宿泊棟に変わる。タイの伝統的な家屋(レストラン)もあって都心にいることを忘れそう。リゾート感がありありの客室間路地を抜けるとチャオプラヤ川、船着き場もある。 うなぎの寝床のような敷地に展開する多彩なシークエンスを逆方向からもう一度鑑賞する。 ロビーに戻って入口横のカフェ『Cha』に入った。エントランス同様コンパクトでカジュアル。もっとも紅茶が282バーツ(約950円)とそこはホテルの格にふさわしい。【写真↓】 名称 (様式等) : ザサイアム・ホテル (コロニアル風、アールデコ風の現代建築) 場所 : タイ、バンコク 設計 (竣工年) : ビル・ベンスリー (2012年) 訪問日 (評価) : 2018年3月1日 (65点)
by katouhir
| 2018-03-26 20:25
| タイ
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