124. サン・ルイスの街並 |
ブラジル16番目の都市でマラニョン州の州都。旧市街はフランス人が築いたブラジル唯一の町と言われ、タイルに覆われた街並が美しく世界文化遺産にも指定される。そして今回の旅で一番楽しみにしていた『レンソイス』へ一番近い空港がある。
大通りある『カルモ教会』(1627年)はちょうどミサをしている内部をちょい見し、200㍍ほど走って『ドン・ペドロⅡ世広場』に面し西正面が横に長い(隣は修道院?)『セー教会』(1622年)を見る。どちらも立派な教会ながら塗装仕上げでサン・ルイス名物のタイルではない。
いささか抱いていたイメージと異なる。タイル張りの家が並ぶ旧市街はこじんまり狭く、家々のタイルが欠け落ちているのは当たり前で、それらの間に朽ち果てた廃屋も多く、きれいと言うよりはどこか不気味。
暗くなった町を安全でまぁ清潔なホテルから見下ろすと、街灯を鈍く反射するタイル張りの外壁はどこかものがなしくてイイね
場所 : ブラジル、サン・ルイス
設計 (竣工年) : フランス人 (17世紀)
訪問日 (評価) : 2016年7月1日 (55点)