110. ビクトリア&アルフレッド・ウォーターフロント再開発 |
稜線をナイフですくったように平らなテーブルマウンテンを背景に、洒落たショッピングモールやレストランがその港に面する。風光明媚な景観とヒューマンスケールな構築物がほどよく調和した雰囲気にノルウェイの港町を思い出した。
その間に高級住宅・ホテルがある。港に隣接しながら港の泥臭さを謝絶しリゾートに徹している割切り方も面白い。
例えばマンデラ氏が収容されていたロベン島への船はここを発着し、散策や食事だけでなく『港』としても利用させてもらった。レストランの横には船を修理するドックがあったり、そこへの橋は船を通過させるため(跳ね上げるのではなく)回転したり。
自然が残る港の周辺を見ると、横浜やデュッセルドルフのような港のベテランではなく、まだ港が発展途上のようでイイね
場所 : 南アフリカ共和国、ケープタウン
設計 (竣工年) : ? (1988年-)
訪問日 (評価) : 2014年7月28日 (69点)