076.パークロイヤル・オン・ピッカリング |
①コロニアル・スタイルを今に伝える『グッドウッド・パーク』のような古洒落たホテル
②古い中層住宅を改造した独特の雰囲気『ホテル・バガボンド』のような再生ホテル
③最新の技術を活用したダイナミックな『マリーナ・ベイ・サンズ』のような最先端ホテル
先週泊まった『パークロイヤル・オン・ピッカリング』は最先端技術で個性的な造形を魅せる。
波打つファサードと4層毎の空中庭園、後ろ側は壁面緑化、その前をブリッジのような外廊下を通って客室へアクセスするなど、緑を取り込んだ見せ場は多い。
客室は非日常的なラグジュアリー感と清潔感をあわせもつ。高い天井(3メートル?)に部屋の巾一杯で天井までの大きな窓がついて明るく開放的。手洗い、シャワー室はスライド扉で一体・分割いずれにも対応できてデザインだけでなく居住性も素晴らしい。
日本のCASBEEにあたるシンガポールの建物環境評価グリーン・マークでは最高の『プラチナ』を取得しているというから、客の目にふれない建物設備面でも先端の技術を採用しているのだろう。一歩先をいくお手本のような建物、イイね
場所 : シンガポール
設計 (竣工年) : WOHA (Wong Mun Summ + Richard Hassell)(2012年)
訪問日 (評価) : 2016年3月25日 (ホテル部門83点)(朝食、税・サ込み≒28,000円)